スタジオで研修
ある程度、社会人生活にも慣れてきて、事務所の人ともだんだんと打ち解けてきます。
お客さんとの応対や日頃の仕事ぶりを見て、「スタジオに入っても大丈夫」と周りの人たちに認められて、やっと先輩アシスタントと一緒にスタジオに入って、アシスタントのアシスタントとしての研修になります。
◇◇◇9〜11時頃◇◇◇
スタジオに入るとはいえ、まだ研修で定時(19時頃)には退社するので、朝も今まで通りの出社になります。
今までやっていた、朝の掃除やちょっとした雑用をこなしつつ、先輩アシスタントが来るのを待ちます。
先輩アシスタントが来る前に、今日の「クライアント名」「プログラム名」「ディレクター名」「エンジニア名」「作業内容」など、営業の人に聞いてわかる事は、予備知識として、メモを取って、余裕があったら頭に入れておきましょう。
作業内容を見て、自分なりに、どのように行動すればいいか考えておきましょう。
◇◇◇11〜14時頃◇◇◇
先輩アシスタントが出社してきて、一緒にスタジオに入り、電源の入れ方や、機材(マイクやケーブルなど)の置き場所、マイクポケットの位置など、今までの研修で説明してもらった事を思い出しつつ、先輩の指示に従ってセッティングの手伝いをします。
時間になり、特に大きな編成の時などは、お客さん(ミュージシャン・ディレクター・エンジニアなど)が次々といらして、一気に慌ただしくなります。
セッティングの変更をしたり、お客さんの注文に対処したり、譜面のコピーをとったり、慣れていないだけに舞い上がってしまいます。
基本的には、先輩アシスタントの指示に従って行動する訳ですが、言われた事を自分自身できちんと考えて、判断して的確に行動する事が必要です。
また、基本的な挨拶、会話の受け答え、場の空気の読み方、態度などは、お客さんも見ています。
できるだけ明るい態度で、移動するときは可能な限り走って、あまりしゃしゃり出てはいけませんが、自分の意志で行動して、悪い印象は与えないように注意しましょう。
◇◇◇14〜18時頃◇◇◇
基本的には、先輩アシスタントの近くで、スタジオの作業を見学させてもらいます。
スタジオの中での、それぞれの人の役割や立場、作業の流れ、アシスタントとしての仕事、気の使い方など、いろいろな事を吸収していきます。
初めての経験で、わからない事だらけかもしれません。
まずは、とにかく先輩アシスタントにくっついて、全てを「盗む」つもりで、でも、邪魔はしない程度に頑張りましょう。
何人かの先輩アシスタントのやり方を見て、そして、ゆくゆくは、先輩のやり方を継承しつつ、自分なりのやり方を見つけていきます。
◇◇◇18〜20時頃◇◇◇
とりあえず、まだ研修期間という事で、キリの良いところで(夕食時など)スタジオから出ます。
きちんとお客さんにも、感謝の気持ちを込めて挨拶をして、作業の妨げにならないようにさりげなく退席しましょう。
スタジオを出て事務所に戻り、その日の反省・復習をします。
研修期間という事で、多少の失敗は許されますが、同じ失敗を繰り返さない事が大切です。

