まずはデモ・レコーディング
〜 本番レコーディングの一週間ほど前 〜
【 登場人物 】
▽ とあるプロデューサー(Fプロデューサー)
▽ とあるレコード会社の担当ディレクター(Bディレクター)
▽ とある音楽事務所の社長(C社長)
▽ とあるバンド(E)
▽ とあるエンジニア(Rec)
とある都内のレコーディングスタジオ、午後1時頃・・・
いよいよデモ・レコーディングの日です。
デモといっても、スタジオに入ったらやる事は本番の時と変わりはないし、何といっても初めて音を出す日なので、やはり一番緊張します。
とりあえず、まずは「みんなでスタジオに入ってやってみよう」という事で、一日で5曲ほど、バンドのアレンジで録って簡単なミックスをします。
バンドのメンバー・プロデューサー・ディレクター・エンジニアなど、人間的な相性とか、音楽(音)的な方向性の問題とか、これから一緒にやっていくために、それぞれが様々な事を探ったり考えたりもする日です。
デモ・レコーディングの時のマイクの選択を参考までに後で書いておきます(本当は写真などがあったら良かったのですが・・・)。
自分なりにデモテープを聴いて、音のイメージを大体作っておいて、スタジオに入ってからメンバーやプロデューサーと話し合ったり、分かり易いように近いイメージのCDを聴きながら、みんなの曲に対するイメージを統一していきます。
初日なので、エンジニアとしてはある程度はどうにでも対処できるように、また試せるように、いろいろなマイクセッティングを想定しておきます。
実際のレコーディングの詳細については、話が重なってしまう所が多くなるので、次のページから書いていく事にして省略させてもらいます。
編成は、 ドラム・ベース・ギター・ボーカルの4人で、まず、その4人でリズムを録って、その後ギターやボーカル・コーラスなどをダビングして、簡単なミックスをするという形で進んでいきました。
そして、わりと順調に作業も終わって、最後に全員でミーティングをしました。
まずは、バンドの目指すサウンドの方向性を考えて、よりパワフルで太い音になるように、リズム隊を録る時はアナログのマルチをまわす事になりました。
そして、それぞれがその日ミックスしたDATなりMDなりを持ち帰って、反省したり確認をしたりして、本番のレコーディングに突入する事になりました。
エンジニアの経験がそれほど無かったRecは、もっともっと頑張らなければというプレッシャーに押しつぶされそうな一日でした。
Inst |
Mic |
H.Amp |
Comp |
| Kick(On) | AKG D-112 | Neve 1093 | --- |
| Kick(Off) | Neumann U-47fet | SSL(卓) | --- |
| Snr(Top) | Shure SM-57 | Neve 1093 | --- |
| Snr(Top) | AKG C-414EB | Neve 1093 | --- |
| Snr(bottom) | Shure SM-57 | SSL(卓) | --- |
| H.Hat | AKG C-451EB | SSL(卓) | --- |
| Tom(Top) | AKG C-414ULS | SSL(卓) | --- |
| Tom(Bottom) | SENNHEISER MD-421 | SSL(卓) | --- |
| F.Tom(Top) | AKG C-414ULS | SSL(卓) | --- |
| F.Tom(Bottom) | AKG D-112 | SSL(卓) | --- |
| Top | Neumann U-87i × 2 | SSL(卓) | --- |
| Drums Amb | Neumann U-87i × 2 | SSL(卓) | --- |
| E.Gtr(Amp) | AKG C-414EB | SSL(卓) | --- |
| Shure SM-57 | SSL(卓) | --- | |
| Neumann U-87i | SSL(卓) | --- | |
| E.Bass(Amp) | E/V RE-20 | Neve 1063 | Urei-1176 |
| E.Bass(Line) | Countryman Type-85 | Neve 1063 | Urei-1176 |
| Guide Vocal | Neumann U-67 | SSL(卓) | Urei-1176 |

